2006年4月23日 (日)

がんばれノリック!!

先日、家内が「HPで見たけど、ノリ君、最近良い結果が出なくて結構悩んでるみたいよ、応援書き込んであげたら?」と。

最近テレビなどでWSBを見た時などもなんか彼らしくないな、とは思っていたがHPを見てみると確かに歯車がかみ合わず悩んでいる感じだ。彼に苦しい表情は似合わないのに...

ノリ君に会ったのは彼が小学校3年の頃。自分はまだ学生で、彼のお父さんが当時開いていた用品屋さんに週一回立ち寄ってはノリ君、お兄さん、お父さんと一緒に多摩川にミニモトに乗りに行っていた。

自分が就職してしばらくした後、お父さんに御挨拶に伺ったら「ノリは今ミニバイクレースやってて、将来はGPに行きたいなんて言ってるんだよ」といわれていた。

次に会ったのはアメリカ修行出発前。丁度自分もAMAのレースに旅立つ前だった。いつのまにか見上げるぐらい背が高くなっていた。アメリカに渡って、自分がツーブラザーズで修行している時にも一度会ったが、見知らぬ土地でもニコニコと楽しそうにしていた。

アメリカから帰ってきて筑波の1ヘアピンで彼の走りを見た時、その、他とは一線を画するマシンコントロールに、AMAで目の当たりに見てきた元GP500世界チャンピオン、フレディー、スペンサーの走りとイメージが重なった。「彼は行ける!」と思った。

次に会ったのは93年の鈴鹿。自分はスーパーバイクのメカニック、彼は500ccのライダー、既に全日本チャンピオンを狙うところにいたが、それでもいつも「バイクに乗るのが楽しくてたまらない」と言った感じでニコニコしていた。

一昨年だったか、家内と出かけたもてぎのMotoGP、お父さんに聞いたらあまり控え室の外に出てこないとの事だったので家内とサイン会に並んで会った。「久しぶり~」と声をかけると「あ~!」と言って昔から変わらぬ笑顔で笑った。

彼のデビューの頃はアメリカンライダーが全盛、ダートトラック出身のライダーが世界のレースを席捲していたが、今、マシン作りの方向性は変わり、125、250とステップアップしてきたヨーロピアンライダーが主流となってきている。自分はAMA、全日本までしか経験が無く、MotoGPやWSBの様なハイレベルのレースはは全く想像のつかない世界だが、もしかしたら乗り方とマシンの方向が合わないのかもしれない。又、自分の乗り方のイメージがスタッフにうまく伝わらず、苦労しているのかもしれない。

もちろん、今彼のいる世界がどれだけ厳しい世界かだけは想像がつく。ただ、それでもやっぱりあの「バイクが楽しい!」という笑顔、周りが思わず「あの子を勝たせよう!」と一生懸命になる笑顔を忘れないで欲しい。そうすれば、きっといい結果がついて来ると思う。WSBには、長年は走り続けているベテラン達もたくさんいる。まだまだこれからだ!

がんばれ!ノリック!

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2006年4月18日 (火)

TOFで学んだ事(その2)

ここしばらく、ずーっとTOネタですけど、もう少々御付き合いを。

今回学んだことで大きかったのがライダーのバックグラウンドによる乗り方の違いと車両への要求。例えば今まで乗って頂いていた北野君や和歌山さんはブレ-キング時に抜重し、旋回に入るときにその体重をシートに乗せてタイヤに荷重を与え、この荷重でサイドウォールをたわませスリップ角を作って旋回。加速時はラジアルタイヤの縦剛性をうまく使って加速につなげる。これに対し今回乗って頂いたtatsuya氏は正に軽量級の職人芸とも言える乗り方で、アクションを小さく、スピードを維持したままコーナーに侵入し、タイヤの接地ロスを防ぐ為大きく体を動かさず、後にすわったままそこからスロットルで自在に向きを変えて行く。リヤでの旋回を主体としフロントは接地抵抗を嫌い舵角も荷重も少ない方向。

今度tatsuya氏に乗って頂く時には、氏の乗り方に合わせてフロントのオフセットとスプリングレート、油面を変更、タイヤはバイアスに、点火時期も見なおして、もっと車体が氏の体になじむ様にしてみようかなと...

RD400,新たな進化の季節?

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2006年4月15日 (土)

やっとMOTO3準備開始です~

TOF参戦の準備で忙殺されているうちにモタードシーズンが始まる時期になってしまいました~。

昨年はノ-マルベースの「猫足」D-Trackerでの参戦でしたが、今年はもう少し遊んだ、Kei's Racing Garageならではのマシンを作る予定です。(っていうか本当はもう出来てなきゃならないんですけど...)なんせMotardではライバルのtatsuya氏も更にマシンをグレードアップした様ですし...御願いです!その辺で止めといて下さい(笑)。

けど今年はtatsuyaさんだけでなく10knotさんもチームとしてきちんとした体制で出てくるらしいし、面白くなりそうです。ウチはどんな形でウケを狙って行きましょうかねぇ~w

とりあえずベースマシンと関連パーツはやっと準備でき、後はフロントスプリングの設計見なおしと確認の為エンジン性能のシミュレーションといったとこですか。

とりあえず、マシンは久しぶりの4ストチューン、ちょっと攻めてみる予定。足回りはリンクは新設計、フロントのスプリングも新設計。リヤのユニットは中のバルブをモタード用に変えて行く予定です。ここのところかなり忙しいので参戦は後半戦からになってしまうかもしれませんが、Kei's Racing Garageならではの一癖あるレースが出来ればと思っています。請うご期待!!

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2006年4月 9日 (日)

TOFで学んだ事(その1)

先にも書いた通り、今回のTOFは結果として大成功でしたが、そこに至るまでには予想外のトラブル、そしてそこから学んだ事がたくさんありました。
Img_4323_1
まず第一にコミュニケーションの大切さ。実は今回、練習走行で思いもよらぬエンジンブローが有ったのですが、これはRD400の耐久性というよりも、御互いのコミュニケーション不足によるところが大きかったと思います。ただ、このトラブルが有ったからこそtatsuya氏と御互いじっくりと意見交換し、問題を理解し、本当のチームとして本番に焦点を合わせた活動が出来たのだと思います。そういった意味ではこのトラブルは今回の結果を残す為の必然だったのかもしれません。もしあのタイミングでトラブルが起きなかったら本番でトラブルが起きていたかもしれませんし、本番の混戦の中でトラブルが起きたら思わぬアクシデントにつながっていたかもしれません。Img_4365
最初tatsuya氏にTOFの御話をしたとき、氏はロードレースからは14年近く遠ざかっていたとはいえ、モタードでは参戦を始めてすぐに素晴らしい成績を出されていました。その為、私の方では「細かい説明をしなくてもわかっているだろう」との甘えが有ったのでしょう。RD400のクセや各計器類の指針が指定の温度域を超えた時の対処などについて、自分では説明をしたつもりでいて、実は充分な説明をしていなかったのです。一方、tatsuya氏は今まで整備など全て自分で行われてきた事から、「私のマシンにコメントを言うのは失礼にあたるのでは」 Img_4790_1 との気遣いをされていたとの事。本当は計器類のレイアウト、視認性、温度変動の大きさや温度が指定を超えた時の対処など、詳細に打ち合わせをするべきところで実はコミュニケーションが充分に行われていなかったのです。
水冷車の水温計のかわりに、RDではプラグ座温と排気温度をモニターしていますが、水温と比べプラグ座温は頻繁に変動する為、本来ライディング中は常に視界の中に置いておく様レイアウトしなければなりません。ところが実はtatsuya氏の体格で氏のライディングスタイルの場合、インフィールドの大部分で計器が死角に入ってしまっていたのです。この為、死角に入っている間にプラグ座温が規定値を超えてしまい、ピストンヘッドが溶けて首振りを誘発、ピストンを割るというトラブルにつながってしまImg_4823 いました。

又車体の挙動などについても、十分なディスカッションを怠っていた為、一度は今までに無い危険な挙動モードが出ていると勘違いし、安全の為に参加見送った方が良いのでは、と思った事すらありました。

こんな時、すぐに時間を割いて話し合いの為に私の家まで来て下さったtatsuya氏の的確な判断には本当に感謝しています。この時は、具体的な車両の話しから御互いの考え方、今後の進め方など夜中まで6時間近くも話しをしたでしょうか。この話し合いのおかげで御互いの意思疎通が不充分だった事、氏が非常に冷静に、かつ緻密に車両の状態を感じ、判断しながら乗っている事、車両に危険な挙動は出ていない事、乗り方の違い、実は計器類のレイアウトに問題が有った事など、色々な事がわかりましたし、又自分自身、「この人の為にマシンの不安要素は全て対策し、絶対に確実なマシンを準備する」という思いからモチベーションを非常に高める事が出来ました。

Img_5050 それにしても今回は本当に運が良かったと思います。ピストンが激しく割れ、破片が散ったにも関わらずクランクケースは無傷、破片がリードケースで跳ねかえりヘッドに噛み込みましたが一皮削れば何とか修正可能なレベルで削った分はガスケット厚さで調整出来ましたし、シリンダーも何とかホーニングで対処出来るレベルでした。なによりも幸運だったのがこれが起きたのが最終コーナー立ちあがりだったにも関わらず、片肺になっただけでエンジンがロックするような事が一切無かった事。もし一瞬でもロックしていたら転倒し、tatsuyaさんを怪我させてしまっていたかもしれません。私のマシンのタンクには、教会で買ってきた聖母マリアの御絵と、教会で祝福を受けてきた十字架の御守りが貼ってあるのですが、今回は本当に守って頂いたのではないか、と思えてきます。

Tank_1_1  そういえば、御守りをしていて事故に遭いそうになった時に、守ってくれた御守りが身代わりで割れる、という話しを聞いた事がありましたが、このエンジントラブルの後、御守りを貼った私のマシンのタンク、割れてました.......

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2006年4月 4日 (火)

TOFの続きです

応援に来てくださっていたライアンさんが、写真を送って下さいました。有難うございます!!

Rd1_1

<-tatsuya氏の勇姿、CXコーナーですね。

Staff2_1

みんなで記念撮影!->
強風でみんなテントの屋根、外してます。

Goodjob

<-んで、カンパーイ!!(もちろんノンアルコールですよ。)

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2006年3月23日 (木)

Taste Of Freelance!

行ってきました筑波TOF。
_001 <-土曜日の朝日の中で走行の準備。本人的には金曜日がまだ続いています。

今回は1週間前の練習でトラブルがあり結局金曜日の晩は徹夜、前日の土曜日も思わぬ電装系のトラブルがあるなどなかなか苦難の道のりでしたが結果としては当初の目標通りtatsuya氏と御互い笑顔でがっちり握手する事が出来ました。

しかも過去最高位の5位入賞、それもただの5位ではなく4位のマシンに最後に勝負を挑み、1/100秒まで同タイムの同着、ベストラップの差で5位という初めてのコンビ、短い準備期間としては最高の結果を残せました!

又、今回のレースを通し、いろいろと新たな勉強をする事が出来ました。

_005 <-土曜日の走行を無事に終え、ちょっとリラックス。右手の黄色いのはエンジンスターター。

練習のトラブルは学んだ事など交えながら後で徒然なるままにつづってみたいと思いますので、ここでは土曜日の走行から。まず万全を期した筈の1本目、エンジンが失火!!クランクケース内のオイルの影響かと思いプラグを換えて見るも直らず。走行をやめ各部をチェック。一番疑わしいステーターコイルの抵抗値を測ってみるが異常は無い。何故??とじっくり考えてみたところでもしや!と思いキルスイッチを分解してみると中で髪の毛ほどの電線の切れ端が隣の接点に接触していた!

その切れ端を慎重に取り除くとエンジン復活!ところが今度はタンクからガソリンがにじんでくる。クラックと思われるものの場所が見つからず、ここと思われる場所を金属パテで補修。次の走行では車体の接地対策として若干上げたリヤのイニシャルネガが出て1ヘアピンの旋回でフロントが逃げるとの事だったのでイニシャルを半分だけ戻す。
走行を終わってチェックするとガソリンはやっぱりにじんでいる。再度虫メガネでよーくチェックして行くと...あった!溶接ビードに沿ってほんのわずかなクラック!場所がわかればもう大丈夫。金属パテでしっかり修正して午後の走行へ。
午後のセッションを走り出すとコーナー立ち上がりでフロントに振れが出るとの事。これは半分だけイニシャルを戻した事で中途半端にフロントに荷重が乗ってしまう為と判断しイニシャルを完全に前回走行時と同じに戻して解消。無事走行を終え急いで車検を通す。

で、土曜日(というか本人的には金曜が続いている)はここで終わり、にしたいのですがここから定例の腰上OHが待っているのです。怒涛の勢いでピストン交換を終えたのが午後9時半、急いで宿に戻り、風呂に入って就寝。

_006翌朝は6:30ゲートオープンに合わせてサーキット入り、準備を進めますが雨がぱらついてくる。

<-決勝に向け打ち合せ。

いつもの事ながらDOBAR1クラスは結構早い時間に予選が有るので急いでマシンチェック、給油、ウォームアップを行い、さらにtatsuya氏と相談してエア圧とジェットの番手を決めます。

それにしても今回導入のエンジンスターターは良いですね。一回一回マシンを押さなくて良いというのは本当に楽です。
9:00から予選スタート。雨が路面にわずかに残っていて難しいコンディションですが慎重にペースを上げ、予選4位、フロントローを獲得。なにせ周りは全部750や800ccなので400ccでこれはなかなかの快挙です!

06TOFそしていよいよ決勝。グリッドにマシンを並べたらメカニックに出来るのはここまでです。「あとは好きに暴れて無事帰ってきて下さい」とtatsuya氏に伝えコース外に退出。

<-いざ、出陣!!(chujo博士、ごめんなさい。写真使わせていただきました)

決勝スタート!豪快なウイリーでスタートしたRD400はそのままトップグループで1コーナーへ。一周目は4位で帰ってくる。しばらくして3位に浮上!ただ後続は離れずテールtoノーズの戦いは続く。
やがて後から上がってきたZが3位争いにからみ出し、tatsuya氏は5位へ。そして迎えた最終ラップ、4位のZに勝負をかけたtatsuya氏は最終コーナーアウト一杯、ハンドルが触れ合わんばかりの勢いでZに並びかけ、そのまま横一線でゴール!!いやー手に汗握る戦いでした。

決勝が終わってホッと一息、本当はここでゆっくりするのですが今回は風が異常に強く、テントが飛ばされてしまうアクシデントも有ったので早めに撤収のうえ表彰式に出席と相成りました。(飛ばされた隣のテントがウチのテントに乗り上げる形になってしまい、ウチのテントは二基共息を引き取りました...合掌。)

_007

(よゐこ濱口風に)獲ったどー!表彰台獲ったどー!->

T中氏をはじめピットクルーをつとめてくださった方々、応援に来てくださった皆様、短い納期で素晴らしい仕 事をしてくださった近藤内燃機さん、カッコイイステッカーを作ってくださったMIDORI DESIGNさん、アドバイス下さったNTNさん、BRIDGESTONEさん、又遠くアメリカからアドバイス下さったPro-FloのJohnおじさんにPenton Racing(PVL Ignition)のDaneさん、いろいろ相談に乗っていただいたうえ心配して電話まで下さった和歌山さん、そしてタイヤの準備をして下さったSpeed Starさんに油圧クラッチ手配から取り付けまで行ってくださった10knotさん、本当に有難うございました。お蔭様で無事笑顔でレースを終える事が出来ました。

そしてtatsuyaさん、本当に御疲れ様でした!けどこんな達人がモタードではライバルになるってちょっと恐いな....

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2006年2月17日 (金)

TOF参戦体制!

1度はあきらめたTOF参戦ですが、今回の参戦体制概略決定致しました。

今回のライダーはモタードMOTO3の新カリスマにしてライバル(って今のところは呼ばせといて下さい。シーズン始まってないからどのぐらい差が有るかはまだバレてないしw)、10knot racingのtatsuya氏、モタードでKei's Racingのライダーをして下さっているT中氏はメカニックとして参戦です。(実はT中氏、そのメカの知識の幅の広さは到底私の及ぶところではないという側面を持っているのです。)

チーム名はKei's RG+10knot。実は10knotさん( http://www.10knot.co.jp/ )もtatsuya氏の自宅もウチに近かったりして、10knotさんには私も何度かお邪魔させて頂いております。(本当にほとんど何も買わずお邪魔だけですみません。m(_ _;)m またお世話になります!)今まで私はどちらかと言うと600や750でのレース経験の方が多く、テストをお願いしていた和歌山さんやライダー北野君も中、大型車の経験が多いのですが、tatsuy氏は以前は125に乗られていたそうで、本番に向けてバックグラウンドの違う二人がどの様にマシンを合わせこんで行くか。また新しい勉強が出来そうです。またtatsuya氏もメカに対する造旨が非常に深く、お話しをさせて頂いていると非常に勉強になります。(詳しくは氏のHP「モタードしようゼ!」 http://moto.boy.jp/ にて)

今現在、ポジション合わせを完了しこれからマシンテストを進めて行くといった状態、また随時結果を御報告させて頂きます。

とりあえずの自分の目標は、tatsuya氏がレースを納得の行く走りで終えて満面の笑顔で戻ってくる事。かつて本田宗一郎がエンジニアに「1秒を詰めるのにライダーに命を賭けさせるな!1秒を詰めるのはお前達の仕事だ!」と怒鳴ったと言う話しを聞いた事が有りますが、まさにその通り。安全に、しっかりと自分の納得のいく走りをして無事に戻ってくるのがライダーの仕事、それで勝てるマシンを作るのがメカニックの仕事だと思います。

あえて「がんばります」とは言いません。レース後、皆で笑顔のtatsuya氏を迎えられる様、冷静に確実に自分の仕事をこなして行きたいと思います。

ちなみに私もT中氏もtatsuya氏も飛行機(それも零戦や紫電改などのレシプロ機!)が大好きで、その辺でも結構マニアックな話が出来るのが嬉しいですね。

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2006年2月 6日 (月)

事態は急転

詳細は後で又書くとして、TOF出られそうです。

まだまだ準備はこれからですが、本番に向かってモチベーションを上げつつ、頑張ってみたいと思います!!

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2006年2月 1日 (水)

TOF

05tof

<-最新スペックを早くレースで走らせたいけど...

今年のTOFは3月、ウチのライダー氏はスキーヤーでも有り3月はシーズン中。残念ながら参加不可。和歌山さんとも相談したけどやはり3月の路面温度やスケジュール、あと自分の体調(インフルエンザ後未だ回復し切らず...)などを考えるとバタバタ準備して参加するよりコンディション良くなってから前回の改善点をテストで確認し次回に備える方が良いでしょう、と言う事で今回は他のRDのサポートに回り、自分のマシンは当日パドックに展示させて頂く事と致しました。

サスの更なる煮詰めやステーターコイル回りの熱対策も施し、何処まで行けるか興味は有りますが、お楽しみは次回と言う事で。その分ストリートRDとモタードをがんばりましょ-!

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2006年1月11日 (水)

ブリッテン

一昨日、ケーブルTVのディスカバリーチャンネルで「最高のバイク」(だったと思う)という番組をやっていた。その中で出てきた1台「ブリッテン」。ニュージーランドに住んでいたジョン、ブリッテンという方が全てを個人で作り上げたオートバイだ。90年代に作られたマシンだが、その素晴らしいデザインは今も色あせない。

1992年のディトナ、そしてラグナセカ、当時勤務していたTwo Brothers Racingのクルーとしてピットにいた私はそこでブリッテンの走りを目の当たりにした。その鮮やかなカラーリングと驚異的なスピード。特にラグナセカ、最終コーナーを立ちあがるなりウィリーして1コーナーの方へ消えて行ったブリッテンの姿は今も目に焼き付いている。その後、ブリッテンがマシンの市販を始めると雑誌で読んだ私はすぐに「ブリッテンで働きたい!」とFAXを送ったが、彼からの返事は「申し訳無いが今はまだ人を雇える状況ではないので」というものだった。その数年後、彼は病で急逝してしまう。

当時は、例え個人の製作とは言え自分の設計した物を専門の工場に依頼して製作し組み立てている物だとばかり思っていたがその更に後、「One Man's Dream」というブリッテン製作の記録ビデオを発見。購入してみて驚いた。鋳造からカーボンファイバーの製作まで正に全て手作りではないか!

今回、あらためてテレビでブリッテンの事を観て、これらの事が次々と頭に浮かんできた。今、バイクはどんどん先鋭化し、個人では手を触れにくいものになりつつあるが、しっかりとした発想と技術、そして熱意があれば個人でもこれだけ素晴らしい仕事が出来る!あらためて考えさせられた一時だった。

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2006年1月10日 (火)

Kei's Racing Garageのツール

Dsc00480 <- リンク比計算ソフトです

今日はKei's Racing Garageでの開発について少々。
Kei's Racing Garageでは2000年からRDでのレース活動、又昨年からはD-Trackerでモタードへのトライを始めましたが、これらKei's Racing Garageでの活動は全て細かいデータ測定と入念な計算に基づいています。
Dsc00482

こんな感じにリンク特性を書き出しますー>

例えば新しい車種を手がける場合、まずは車両の全ジオメトリーを計測、これをCADに入力して何処をどう変更すれば最適なジオメトリーになるかを図面上で入念に検討したうえで部品の製作やセッティング変更に取りかかります。リヤのリンクについても寸法を測定しこれを専用のソフトに入力、リンク比を計算した上でセッティングを開始すると言った具合です。

Dsc00484 <-こちらはCADでのジオメトリー検討。

どんなモディファイをするにしてもまずはベースになるものがどの様な寸法で作られ、どの様な特性を持っているかを理解した上で全体のバランスをしっかり検討しなければ良いマシンはつくれません。
昨年末には「猫足」メニューを発表しましたが、これもD-Trackerのもつ特性をしっかりと検討したうえで、最小限のモディファイで「楽しい」バイクとする事を狙った物です。
しっかりとした基礎検討と計算、これがKei's Racing Garage「楽しい」バイク作りの原動力です。

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2005年10月24日 (月)

里親探し再び...今度はTDR

ここのところ体調がすぐれず、作業が遅れ気味になってしまっている。待って頂いているみなさん、本当に申しわけありまん。

自分のバイクに乗る時間もままならず、今日久しぶりにVF750のエンジンをかけようとしたらかからない。ブースターをつないでセルを回し続けたらやっとかかったがガソリンが腐ったいやーな匂い....お客さんのバイクの作業の合間を縫ってキャブのプチOHで復活。ホッとする間も無くVT500のバッテリーが上がってしまった...(T^T)

ウチのガレージにもOH待ちやレストア待ちの車両(自分の)があるけどこれでは全くメドが立たない。というわけで、手持ちのレストア待ち車両を整理しようかと...

今回はTDR250。以前から乗ってみたい1台だったのでエンジン焼きつきの車両を安く購入、綺麗に直そうと全バラしたがその後手が回らず...今でも仕上げて乗りたい気はあるし、ツーリングには最適な1台と思うけどまだエルシノアが順番待ちだしココは涙を飲んで一旦あきらめようかと。ただこれは本当にバラバラなので本当にTDRが好きで気合で組みたてるぞ!と言う人にしかお奨めできません。もし我こそは!という勇者がいましたら連絡下さい。ちなみにエンジンはTZR250(1KT)のものが1台あります。

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2005年10月20日 (木)

め~っけ! エンジンスターター ロッシタイプ?

zdoc_bike_girl_01182005a 最近よくサーキットで見かけるようになったエンジンスターター。自分のRDも点火システムの関係で結構勢い良く押さないとスタートしないので欲しいな~とは思っていたけど良くある小さなホイールをリヤタイヤに押しつけるタイプは二人いないと使えない。MotoGPでV.ロッシのチームの使っているような電動でリヤホイールをローラーに乗せるタイプなら一人でエンジンがかけられるな~どこかに無いかな~自分で作ろうかな~と思っていたら...

有りました!!v(^^)v これなら1人でエンジンスタート出来る!さらに街乗りバイクのバッテリーが弱ったりプラグがかぶったりして押し掛けが必要な場合にも1人で気軽に使える!

早速設計者に連絡。何回かメールのやりとりをした後で先方から電話が来たので懸念事項やスペアパーツの供給などについて聞いてみるが心配は無さそう。とりあえず購入して使ってみようかと思っています。写真はアエルマッキのレーサー。結構マニアックですが海外ではビンテージクラスが年々盛んになっていてこういった押しがけのむずかしそうなマシンのオーナーさん達にはエンジンスターター、結構人気なんだそうです。

使ってみたらまたインプレッションを載せますね!!

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2005年10月10日 (月)

Lanza君、嫁いで行きました~ (T^T)

Dsc00425 今日、Lanza君は無事嫁いで行きました。気がつけば購入して既に3年、あまり乗ってあげられなかったけれど別れはつらい物です。お別れにあたり、新しいオーナーの方に合わせ細心のリセッティング、磨き上げて嫁に出しました。思えば私のオフロードヘルメットもこのLanzaに合わせて購入したもの。最後の記念に先日購入したヤマハグマのぬいぐるみと共に写真撮影。このクマ、色もヘルメットも私とお揃いなんです。しかも足には音叉マーク。

Kei's Racing GarageイメージカラーのブルーでまとめたLanza君との最後の一枚です。

新しいオーナーの方、末永く大切にしてあげて下さいね。

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2005年9月25日 (日)

Moto GP

Dsc00381 先週の話になりますが、いって来ましたMoto GP。
例年通り、土曜日はパドック内を歩き、日曜日は外から観戦。
土曜日の興味はもっぱらメカの作業風景、マシンのセッティング状態、そして旧友に会うこと。
今年も以前の同僚で、同じモトクロス部にいた友人に1年ぶりに会う事が出来ました。彼は今ロッシのマシンなどの開発を手がけている様です。頑張れ!!
あとはひたすらパドックの作業風景を除き込み、工具やスペアパーツのレイアウト、作業手順、各作業に使っている工具等をチェック。限られた時間でハイレベルな作業をこなさなければならないからこそ各チームとも非常に手際良く、またレイアウトにも工夫が見られます。

特にGPのパドックで特筆すべきなのは皆マシンを徹底的に洗う事。それも揮発性のケミカルは使わず、水性のケミカルで水を使いながら丁寧に洗っています。
部品にわずかでも悪影響を与えない為でしょう。それも走行毎に車両をバラし徹底的に。整備の基本は掃除から。非常に見習うべき点です。
(余談ですが、私はまずカウルの裏側、特にアンダーカウルの裏側は徹底的に掃除する様にしています。)

次は予選が始まる時。各マシンがウォーミングアップをはじめる時の手順、方法をチェックしてから横からの写真をパチリ。後で車体ジオメトリーを研究する材料になります。そしてライダーが跨る瞬間の前後サス沈み量をチェック。土曜日はここまで。

日曜日はコースサイド。必ずS字が見えるところに陣取ります。何故ならブレーキングからリーン、切り返しと言った一連の動作の中でサスの動くスピードとストローク量、動的なジオメトリーが把握出来るから。こういった観察を元に自分の中にイメージを作り上げるのは非常に大切かと。Dsc00407

本当はMoto GP決勝レース後、エキジビジョンで行われるダートトラックも見に行きたかったのですがこらは翌日早朝からの出張が急に決まったので残念ながらパス。急いでに帰途につきました。
それにしてもやはりGPメカの人達は細かいところへの気配りが違います。やっている作業は非常にベーシックな事ですが、その一つ一つを非常に大切にしていますね。あらためて基本の大切さを学んだ2日間でした。

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2005年8月31日 (水)

サプライズ!!

昨日出張から帰るとアメリカから大きな荷物が。品名は”Book"。差出人はマイク、ベラスコ。かつてのGP500世界チャンピオンフレディー、スペンサーのメカニックとしてアメリカでは有名な人で、私のメカの師匠であり大恩人だ。にしても何だろう?あまり読書とは縁の無い人だが...自伝でも出したか?
早速開けてみようとするがきっちりと梱包してあってなかなか開かない。苦労してやっと開けてみるとそこには....
Dsc00370  以前私の結婚式に来てくれた時の写真、マイクと家族からの手紙、そして”Vintage Aircraft Nose Art"と書いたゴツい本!マイク、覚えていてくれたんだ!!
以前から1940年代の飛行機が好きだった私は、当時フライトジャケットに凝っていて、自分のフライトジャケットに自分でバックペイントをしたりしていた。”ノーズアート”とは第2次大戦中に米軍のパイロット達が愛機に名前をつけると共に無事帰還の願いを込めて機首に描いていた絵の事で、以前映画にもなったB-17爆撃機”メンフィス、ベル”などが有名だ。またパイロットの多くは愛機の描いた物と同じ絵を自らのフライトジャケットの背中にも書いていたが、これが”バックペイント”と呼ばれている物。

マイクの家に部屋を借りて住んでいたのはもう13年も前の事。しかも今はお互い忙しく年に1回連絡取り合うかどうか。そんな中で、マイクはしっかり気に留めておいてくれたんだ!気がついたら嫁さんにこの事を話す自分の声が潤んでいた。
マイクももう50代半ばを過ぎており、家族と過ごす為AMAのレースからは身を引いている。みんな元気でやっているんだろうか?たまにはフレディーやフレッド、マーケル、ババ,ショバートなんかのAMA仲間と連絡取り合っているんだろうか?今度電話してみよう!!

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2005年8月26日 (金)

オリジナルステッカー

Dsc00355 Kei's D-Trackerにはオリジナルのステッカーが張ってある。しかも今の傾向とは全く一線を画した「脱力系」のデザイン。
「だってみんな戦闘的で派手だから脱力系もいいんじゃない?」って単純な理由。けど疲れてる時なんかなんかほのぼのデザインの方が休まりますよね?
1_1 

デザインはマンガ家のたかまつやよい氏。4コマ界で現在連載4本を持つ実力派。カラーリングは広井てつお氏。こちらは昔からバイク雑誌に作品を載せたり、最近ではコミック版「プロジェクトX」を手がけたりしているこれまた大御所。プリントは色々なマシンのカラーリングデザインを行っているミドリデザインさん。すばらしいメンバーがこのステッカーを手がけてくださいました。実はやよい氏は自分が塾の講師をやっていた時の生徒で広井氏は自分の学生時代のマンガの先生と言う事で多忙な中かなり無理を聞いてもらったんですけど...「楽しさ」を前面に押し出すKei's Racing Garageだからこそこのデザインで行きます!!
脱力系のモタードマシンがあったってイイじゃないか!!
ちなみに下記がたかまつやよい氏と,ミドリデザインさんのURL.応援してあげてくださいね!!
スタジオどろぼうねこ 
http://doroboneko.fc2web.com/frame.htm
Midori Design http://www.midoridesign.com/originaldesign/originaldesign-top.htm

ちなみに”Wanna Beat Ya”は「あなたを負かしてあげるからね!」という意味。結構強気です。

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2005年8月22日 (月)

ランツァ230---里親探しています。

Lanza2 私の愛車の一つ、Lanza230。数年前、程度極上ながら不動車だったのを知り合いのショップから購入して修理し、大切に乗っていたのですが、RDのレースにD-Trackerでのモタードと、非常に多忙で乗ってあげる時間が無くなってしまいました。前後17インチのモタード仕様、40psのパワーに軽量な車体、この足回りは乗っていて非常に楽しいのですが、乗ってあげられないのでは何よりLanzaがかわいそうです。

そこで、このLanza君の里親を探したいと思います。購入してから雨の中は1度も走らせていません。今の家に越して来る前などは座敷に置いていました。走行は確か4000km強だったかと。興味ある方はメール下さい。ただ「乗って楽しい」をコンセプトにセッティングしてあるので申しわけありませんが外観のカスタムが目的の方は御遠慮頂きたく思います。DTシリーズの最後を飾るモデル、死ぬまでとことん付き合いたいのですがやはり走れないのはバイクがかわいそうですよね....

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2005年8月19日 (金)

RD250-23年目の相棒

Dsc00137  そういえばこのところMOTARDの話しばかりでRDの事は書いて無かったな...
しかも20年来の相棒RD250の事は確か全く書いた事が無い...

今日はちょっとその事を。
私の愛車RD250、今年で乗り始めて何と23年目を迎えます。その間やった事は....10年前のフルOH以外は基本的な整備と自分に合わせたセッティングだけ。世間一般にいう「チューニング」ってやつは何もしてません。でもだからこそ今でもメーター読みでカタログデータそのままの最高速が出るんだと思います。
特に2ストの場合、「チューニング」をするとよほどしっかりした人がやらない限り壊す事が多いような...しかもパワーが出たような気がしているのが実は低中速が死んでいるだけとか...
話しを戻し、このRDにはいろいろな事を教えてもらいました。多分このRDがなかったらメカニックの世界にはいなかったでしょう。
その時その時の自分の知識レベルや乗り方でいろいろ試し、時には失敗もし...今のマシンにはとてもかないませんが今でも乗るとその楽しさに思わず笑ってしまいます。
やった事といえば、

- フロントフォークオイルを調合
- 1G沈下量合わせ
- フロントフォーク突きだし量調整
- リヤショック交換
- フルトラ化
- 強化点火コイル
- エンジン内部のバリ取り
- リヤホイールのサイズ変更(1.85->2.15)

ぐらいですか...

このブログを訪れてくださった方で、もしRDに乗りたいと思われている方がいたら、カスタムを考える前にまずしっかりと整備してあげて下さい。しっかり整備し、それから自分に合わせ少しづつ調整し、ライダーとしての自分と一緒に成長してゆけば、きっと自分にとって貴重な「楽しい」1台になると思います。

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