2007年11月27日 (火)

色々あった今シーズンでした。

足の骨折、入院もあり、又ずいぶん長い間更新をサボってしまいました...(^^;

昨日のお台場スーパーターマックをもって今シーズンのレースは全て終了しました(残念ながら私は足の怪我で欠席でしたが...)

それにしても悲しいニュース、うれしいニュース含め色々な事のあったシーズンでした...前回書いた沼田選 手の悲報、そして翌月にはまさかのノリ君(ノリック=阿部典史選手)の事故死...そして私もノリ君のお通夜に出席した翌々日、事故で足を骨折してしまいました。Norick_2

ノリ君は彼が小学校の頃から知っていただけに、私より先に逝ってしまった事がいまだに信じられません... ->

411626102_163 ただその反面、今年からスーパーモタードAll Star(全日本選手権)で技術サポート、特にサスペンションセッティングのサポートをさせていただいていた多川選手が国内サスペンションメーカーのサポートを受けたチームなどを相手に善戦、最高位4位、年間ランキング8位の成績を残し、Photo_2 10月のスーパーモタード関東エリア選手権では多川さんと、Kei'sで新規開発した部品を一部実戦使用頂いている

シーズン中にぐんぐん調子を上げて来た多川選手。最終戦では転倒してしまいながらも、ほぼ最下位から皆をごぼう抜きし6位入賞の離れ業を見せてくれました  ->

tatsuyaさんの両氏が3クラス中2クラスで優勝。Kei's Racing Moto322 Garageの開発能力がダートトラック、ロードレースだけでなく、モタードでも充分通用する事が確認できたのは大きな収穫でした。

<- tatsuyaさん、優勝&年間ランキング3位おめでとうございます!

さらに今年からはショックアブソーバー内部のバルブセッティングにトライを開始。少しづつデータを積み上げています。

Moto32たとえプライベーターといえども、レースの世界は地道なデ-タ収集と、それに基づいた新たなチャレンジを続けなければすぐに遅れを取ってしまう厳しい世界。来年も今年のデータを生かして引き続きノウハウを積み上げて行きたいと思います。 (モタードレース#91写真のCopy RightはStudio 01に属します)

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2007年3月17日 (土)

進行中

ぼちぼちと道具が揃いつつあります。

Dsc01035_1 <-こんなのや(右側の簡易型ショックダイナモ)

Dsc01041

こんなの。->

特にこれの入手は大変でした。自作しようと材料も いろいろ買ってみたのですが結局購入する事に。けどこれでショックアブソーバーの中身とも遊べます(^^)

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2006年10月16日 (月)

MOTO GP

今日もいつも通りのな~んかドタバタだったけどとりあえずMOTO GPだけはチェック。

何故なら「オートバイ」のエッセンスが全て詰まったのがMOTO GPだと思うし、古い友人や後輩が今この世界でマシン開発の先端を担っているからだ。そして各マシンの動きをジーっと見ているといろいろな事が見えてくる。たとえば数年前、某メーカーのマシンは確かに速かったがフレーム回りの固有振動数が高すぎ、人間の神経伝達速度を上回っている為一部の体の大きい=体の下で振れを逃がせるライダー以外はクラッシュのリスクが高いなーと思っていたら翌年、固有振動数を落として来たように見えた。で、年の終わりにフレーム剛性を落としていた、という記事が雑誌に載っていた。

今で言うなら某メーカーのマシンは他車に比べ重心を数ミリ低く取るかロール軸周りの慣性モーメントを低く抑える努力をしていると思う。

又、某ライダーは一発は速いがリーンの深いところのトラクションにこだわりすぎたせいかリヤのスプリングレートが若干低すぎる様で、立ち上がりでリヤのアンチスクワット生かせない+ストロークの奥でタイヤに負担を割り振りすぎ、度度ハデなクラッシュを演じている。

もちろん外部の第三者の言うことなのでてきとーに読み流してほしいが、あながち的外れでもないかな?とは思っている。

もてぎGPの時、午前中の予選の走行を見ていて、「あーこいつ最後の最後にベストラインを通ったな」と思って某ワークスチームのサス屋の友達のところに行き「流石ジャン、最後だけ他より1m程早くスロットル開けてたぜ。これは午後は来るよ」といったら「良く見てるな~」などといわれ「お互いこの世界長いもんね~」なんていってたら案の定午後の予選最後の一周、そのラインを通ってちゃっかりフロントローを取っていった。

やっぱり本物を見て、感じ、考える事は大事だと思います。

話は変わって今日のペドロサ。やってはいけない事をやってしまった。無理に突っ込むあまりランキング首位のヘイデンを巻き込んでクラッシュ。今はあまり「チームオーダー」という話は聞かないけれど、以前は第一ライダー、第二ライダーの立場というのは明確で、第二ライダーの役目はサポート。第一ライダーに強引に仕掛けて共倒れなど絶対考えられないシチュエーションだった。これでヘイデンがタイトルを逃がしたらホンダはどうするか、それでも将来性を考えペドロサを残留させるか、判断能力に問題アリとして放出するか。興味深いところだ。自分だったら全体を見通した判断を出来ないライダーはどんなに速くても解雇、でしょう。来期は興味深々です。

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2006年8月10日 (木)

バルブとの戦い

やーっとやや”ムフゥッ”のエンジンが組みあがりました。当初予定のファンネル使用は雨天時に思ったより泥が入り込むのでとりあえず見合わせて、その変わり「へぇ~へぇ~www」のアイテムを入手。圧縮比も結構キワキワ。ただバルブ曲げなきゃ良いけど。

んで、昨日からリヤショックのリバルビングに取り掛かりました。仕事で主に取り扱ってるのは比較的簡単な「Degreiive」特性なんだけど二輪はそうは行かない。きれいな2/3乗曲線の中にノウハウがちょいとつまったビミョーさが要求される。狙いははっきりしているけどこの何十枚のバルブシムをどう重ねて良い~感じを出すか。悩みます。

そー言えばキットに入っていた赤い液体、グリスだと思ってシールに塗ったらねじロックだったぞー!シールがきれたらどうしてくれる!!(--;)

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2006年7月28日 (金)

Kei's Racing Garageのツール(その2)

先週末、やっとパソコンを前に買っておいたものと入れ替えました。
で、この際だからサスペンション計算のソフトもアップグレードする事を決定。今までの物もリンク比やスプリングレート、リンクにかかる力などいろいろ計算出来て重宝していたのですが、リヤのリンク周りだけの計算ソフトだったのでフロントの荷重-反力や車両の姿勢などは自分で組んだ簡単な計算式とCADで検討でしていました。
今回導入するものは、今までの機能に加え、フロントフォークの荷重-反力曲線や前後ストローク時の車体姿勢に加え、加速したときやスプロケットを変更した時の車体姿勢への影響がシミュレート出来る優れものです。もっとも車体の重心測定やフロントフォークのエア容量は実際に測定して入力しなければならないんですけど、まぁ、内部の寸法だけから計算する今の自分の計算式より正確に計算する事が出来るのでヨシとしましょう。
加速Gも入力する必要がありますが、これはシャーシダイナモで測定したトルクから計算すると言うことで。
正直なところ、ここまでのソフトが必要かというと、クリッピングポイント付近で撮った写真が一枚とライダーのコメントがあれば結構いいところまで手計算でいけるんですけどね。
ただ、今まで感覚に頼っていたスプロケットの影響やブレーキングからクリッピングまでの姿勢が数値として出せるところなんかは魅力的ですね~。もちろんダンパーでのエネルギーキャンセル分は計算に入れないのでバネ上の運動エネルギー分若干の誤差は出るでしょうけど。

ついでに今までほとんど使ってなかったリブレットに修正係数やメインジェット、ニードルの計算式を入れてレース場に持っていこうかな~、なんぞと考えている今日この頃。
あ、あと今度は長い間眠っている4ストエンジンシミュレーションにも起きて頂いてDトラのバルブタイミングなんぞ計算してみましょう。
あと残っているのはエアボックスの脈動計算ですが、こいつぁ~私の頭では難し過ぎる。多分スピーカーボックスの音響効果の考え方を応用すればいけると思うんですけどね~。
識者の意見求む!!

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2006年7月 4日 (火)

ジオメトリー

今日はちょっとジオメトリーのお話し。
Kei's Racing Garageではレースベースに使う車両は全て車体ジオメトリーとアライメントを測定してCADに入れ、それと前後輪換算スプリングレート、レバー比変動、荷重-反力曲線、空車と1G沈下時のジオメトリーをチェックしてから車両仕様の計算に入るのですが、今回D-Trackerをいじり始めるに当たってジオメトリーをチェックしてビックリ!!うーん...
もちろんメーカーの設計した物なのでちゃんとつじつまは合わせてあるはずだけど、このジオメトリーじゃフロントに外乱入った時ちょっと恐いな~という感じ。まあ、オフ車ベースの17インチだとこんなモンだとは思うけど...ちょっと気になって他の国産モトクロッサーなどを調べて見ると...あーやっぱり同じ。ちょっと前のMOTO1の某選手の転倒シーンを見てウン、納得!といった寸法。
で、最近のヨーロッパ車は始めにモタードありきで、それをベースにモトクロス車両を開発していると聞いたことがあるので早速カタログを入手し寸法をCADに打ち込んで見ると...おー。なるほど。確かにまずモタードありき、の寸法ですね~。この寸法ベースにモトクロス車両にした場合、タイトコーナーでの回頭性に多少厳しさがあるかもしれないけど、クラッチワークとリヤのスライドでごまかせる範疇だし、エンデューロなどまで考えると直進安定性のメリットの方が大きそうだ。

そうなると、本当はRDレーサーの様にアッパー/ロアークランプを作りなおしてやりたいが「適価で、理にかなった設計で、街乗り可能なボルトオン」がD-Taracker部品開発のコンセプトなのでちょっとコスト的に厳しそうだ。ならば、「ごまかし」ではあるが他のアイデアで行かなければ...という事でただいまレイアウト検討中。
この辺の寸法は結構シビアで、以前友人がギャップで前転してケガしたり、コーナーでフロント持っていかれてコケる、と相談受けた時もこのあたりの変更をアドバイスして、しっかりと直りましたです。そういう言う意味では、DR-Zでちゃんとこの辺を最適化してきたスズキさん、偉い!!

モタード車の車体ジオメトリー、まだまだ煮詰める余地アリ!と思います。
今後が楽しみですね~。ふっふっふww

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2006年6月15日 (木)

写真です~

T中さんから日曜日の写真を頂きました。

Dscn2051 何とか組みあがったマシン。外装と足回りを交換しましたがエンジンはまだノーマルです。ウチのイメージカラーの白+ブルーです。

Dscn2053 ブルーアルマイトが何気なく自己主張しているリヤのリンク。

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2006年4月18日 (火)

TOFで学んだ事(その2)

ここしばらく、ずーっとTOネタですけど、もう少々御付き合いを。

今回学んだことで大きかったのがライダーのバックグラウンドによる乗り方の違いと車両への要求。例えば今まで乗って頂いていた北野君や和歌山さんはブレ-キング時に抜重し、旋回に入るときにその体重をシートに乗せてタイヤに荷重を与え、この荷重でサイドウォールをたわませスリップ角を作って旋回。加速時はラジアルタイヤの縦剛性をうまく使って加速につなげる。これに対し今回乗って頂いたtatsuya氏は正に軽量級の職人芸とも言える乗り方で、アクションを小さく、スピードを維持したままコーナーに侵入し、タイヤの接地ロスを防ぐ為大きく体を動かさず、後にすわったままそこからスロットルで自在に向きを変えて行く。リヤでの旋回を主体としフロントは接地抵抗を嫌い舵角も荷重も少ない方向。

今度tatsuya氏に乗って頂く時には、氏の乗り方に合わせてフロントのオフセットとスプリングレート、油面を変更、タイヤはバイアスに、点火時期も見なおして、もっと車体が氏の体になじむ様にしてみようかなと...

RD400,新たな進化の季節?

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2006年4月15日 (土)

やっとMOTO3準備開始です~

TOF参戦の準備で忙殺されているうちにモタードシーズンが始まる時期になってしまいました~。

昨年はノ-マルベースの「猫足」D-Trackerでの参戦でしたが、今年はもう少し遊んだ、Kei's Racing Garageならではのマシンを作る予定です。(っていうか本当はもう出来てなきゃならないんですけど...)なんせMotardではライバルのtatsuya氏も更にマシンをグレードアップした様ですし...御願いです!その辺で止めといて下さい(笑)。

けど今年はtatsuyaさんだけでなく10knotさんもチームとしてきちんとした体制で出てくるらしいし、面白くなりそうです。ウチはどんな形でウケを狙って行きましょうかねぇ~w

とりあえずベースマシンと関連パーツはやっと準備でき、後はフロントスプリングの設計見なおしと確認の為エンジン性能のシミュレーションといったとこですか。

とりあえず、マシンは久しぶりの4ストチューン、ちょっと攻めてみる予定。足回りはリンクは新設計、フロントのスプリングも新設計。リヤのユニットは中のバルブをモタード用に変えて行く予定です。ここのところかなり忙しいので参戦は後半戦からになってしまうかもしれませんが、Kei's Racing Garageならではの一癖あるレースが出来ればと思っています。請うご期待!!

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2006年1月10日 (火)

Kei's Racing Garageのツール

Dsc00480 <- リンク比計算ソフトです

今日はKei's Racing Garageでの開発について少々。
Kei's Racing Garageでは2000年からRDでのレース活動、又昨年からはD-Trackerでモタードへのトライを始めましたが、これらKei's Racing Garageでの活動は全て細かいデータ測定と入念な計算に基づいています。
Dsc00482

こんな感じにリンク特性を書き出しますー>

例えば新しい車種を手がける場合、まずは車両の全ジオメトリーを計測、これをCADに入力して何処をどう変更すれば最適なジオメトリーになるかを図面上で入念に検討したうえで部品の製作やセッティング変更に取りかかります。リヤのリンクについても寸法を測定しこれを専用のソフトに入力、リンク比を計算した上でセッティングを開始すると言った具合です。

Dsc00484 <-こちらはCADでのジオメトリー検討。

どんなモディファイをするにしてもまずはベースになるものがどの様な寸法で作られ、どの様な特性を持っているかを理解した上で全体のバランスをしっかり検討しなければ良いマシンはつくれません。
昨年末には「猫足」メニューを発表しましたが、これもD-Trackerのもつ特性をしっかりと検討したうえで、最小限のモディファイで「楽しい」バイクとする事を狙った物です。
しっかりとした基礎検討と計算、これがKei's Racing Garage「楽しい」バイク作りの原動力です。

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2005年11月26日 (土)

行ってきました桶川R.E.F.3

REF3-2  夏のR.E.F(Ricky's Enjoy Festival)2に続き、又行ってまいりましたR.E.F3。今回は大胆にも保安部品も外さず街乗りそのまま。ただセッティングはR.E.F.2の問題点を対策し、エンジンに定番チューンを入れてみました。
まずエンジンはお決まりのKLEENカットと2,000年以前のイグにションユニット、エアボックスに交換。これで少し下のトルクが太くなった気がします。
足回りは前回タイトコーナーでフロントが回り込まなかったので対策としてフロントの油面を下げ、圧、伸びスピードがライダーの感覚になじむ様前回より若干硬めのフォークオイルを調合、それに合わせてリヤの伸びを若干抑えました。
一つ気がかりは路面温度。温度が低い為リヤタイヤが今一つ食い付いていってくれないので圧ダンパーがちょっと硬いかもしれません。Ref3-4

マア、それは後で対処するとしてまずはT中氏が走行。以前より少しトルクが太くなり、又コーナーに入ってから早くアクセルを開けられるとの事。あと今回は中級クラスに入れて頂いたので速い人達と一緒に走れとても勉強になったようです。

次に私の番。走り出してすぐ「???」前回の1回目走行と同様接地感が希薄。予想通り路面温度が低くタイヤが暖まらないのが原因の様です。ピットに帰ってからT中氏に確認すると「言われてみてば確かに」と言う事なのでリーン時にタイヤにかかる負荷をリヤサスに割り振る為リヤの圧ダンピングを2ノッチ緩める。これで感触OK!2回目以降は二人とも思いきり楽しみました!!

また今回はばいく屋プレストさんとMOTO-2トップランカ-のTommyさんにも走りを見てもらってアドバイス頂きました。特にプレストさんには私のマフラーをテストして頂いたり、T中さんが私のマシンと交換してプレストさんのマシンに試乗する機会を与えて頂いたりして感謝感謝です。あの豪快なドリフトを支えるセッティングに触れる事ができ、大変勉強になりました!

又次回も是非とも参加させて頂きたいと思います!!皆さん、お疲れ様でした!!

 

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