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2011年2月 5日 (土)

意外と見落としがち?---燃焼速度

えー先週メインジェットとニードルでだいぶセッティングが出てきたRD君ですが、前回書いたあと10番小さいメインジェットを試す前に簡単に今の現象について考察を。

無負荷---瞬間的に10,000回転まで回りその後9000回転まで下がる。happy02

1速---2ストらしく吹け上がり8,500回転で頭打ちhappy01

6速---綺麗に吹け上がってゆくが7000回転で頭打ち。despair

で、ここで考察開始。

もう一台のRD250にノロジーのプラグコードをつけたときはノーマルの点火時期ではピストンが押し戻されるような感触で回転が頭打ちする様になりました。点火系の強化で混合気への着火遅れ時間が短くなったのが原因でしょう。この時は点火時期をわずかに遅らして好調になりました。(ちなみに着火遅れ時間は回転数にはあまり関係ありません)

レーサーRD400は10,000回転までが実用回転域ですが、セッティングが出ていると無負荷の時10,500回転まで回って10,000まで回転が落ちます。つまりトップギヤ回転と無負荷回転で頭打ち回転数にあまり差が無いわけです。

と、二つの要素を考えると、今のRDの現象はジェットだけの問題では無い!と推察できます。

で、無負荷、1速、6速で違う条件は何か...そ.れ.は.エンジンの負荷です。で、負荷が違って来ると変わってくるのは...燃焼速度ですflair

エンジンは混合気を燃やして回るわけですが、同じスロットル開度でも負荷が高ければ回転は低くなる...見方を変えれば低い回転でも混合気はエンジンの中にたくさん有るわけです。

で、エンジンの燃焼は燃焼室の中で一気にガソリンが爆発するわけではなく、まずプラグの周りの混合気に火がつき、その火が隣の混合気を燃やし...と広まってゆくわけです。という事は、同じ回転でも混合気がたくさんエンジン内に有ればガソリンの分子同士が近くにあるわけで火が広まりやすい...で、燃焼速度が速くなるわけです。

そうやって今の現象を考えると...無負荷ではいい感じで回っているのが負荷が増えると頭打ちが早くなる...言い換えると負荷が高いと以前経験したように点火時期が早すぎるのと同じ症状が出ている=この負荷での燃焼速度では点火時期が早すぎるという事になるかと。

では1速など低いギヤでは...燃焼速度は6速の負荷より遅いから6速の時よりは上まで回っているといったところで、点火時期を遅らしても今が点火時期が最適位置より早い側にあるとしたら、うまくすればMBT(Minimum Advance for Best Torque...様は調子が出る一番遅い=安全な点火時期)からあまり遠くない所に来てくれて大きくトルクが落ちるところまでは来ないでしょう。

で、無負荷。正直言ってノーマルエンジンで(ピストンは変えてますが)10,000回転は回りすぎ。無負荷では燃焼速度もより遅くなっているので上手くすれば点火時期を遅らす事で燃焼圧力の上がりきる頃には既にピストンは下がっていて回転がここまでは上がらなくなる可能性が考えられます(とゆーかそうなってほしい)sign03

で。結論。点火時期をさらに遅らします!ピストンの吸気穴と切り欠き

Dsc01618

が大きくなって吸い込む混合気量が増えてるのも火炎伝播速度をかなり速めている気がするので、ここはとりあえず思い切って大きく変えます。

次にメインジェットに手をつけるのはMBTが見つかって負荷ごとの頭打ち回転数のばらつきが少なくなってからですね。

それでもベストセッティングへはまた一歩近づいた機がするぞsign01scissors

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