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2010年11月 4日 (木)

キャブとマフラーとサスペンションと(その2)

先日、久しぶりに以前勤めていたショップの社長から電話があり、95年にアメリカのボンネビル最高速度記録に挑戦した時の話をしました。初めて自分でエキゾーストを設計し、このショップで市販したのもこの頃です。

発売した頃、雑誌で取り上げて頂けるという話があり、箱根で試乗して頂く事になりました。テストライダーは元世界GP250ライダーの福田照夫氏。GPライダーの試乗とあって緊張したのを覚えています。

福田氏が試乗しての最初のコメントが「サスの動きが安定してコーナーを楽しめる様になった。」このエキゾーストはZZR-1100用だったのですが、ノーマルのZZ-R1100は中速でややトルクの谷があり、その後の吹け上がり感を演出するようなセッティングになっています。これがエキゾースト交換によって右手の動きにリニアについてくる特性となり、結果として不要なピッチングが無くなると共にスロットルコントロールでリヤに上手くトラクションがかかる様になったとの事。氏はその後もノーマル車とエキゾースト装着車を何度も乗り比べ、そのハンドリングの違いを確認しておられました。

福田氏は後に自分のエッセーの中で鈴鹿8耐に出た時のRC45のハンドリングについて触れていましたが、その時はサスペンションの問題と思っていたハンドリングの問題が、実はインジェクションのセッティングが出ていなかった事に起因していたと述べ、逆に試乗したZZ-R1100ではエキゾーストによってエンジン特性がコントロールしやすい物になった為ハンドリングが大きく向上したと述べておられました。

ハンドリングが決まらない時。それはもしかしたらエキゾーストの特性がハンドリングを邪魔しているのかも知れません。

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