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2006年4月23日 (日)

がんばれノリック!!

先日、家内が「HPで見たけど、ノリ君、最近良い結果が出なくて結構悩んでるみたいよ、応援書き込んであげたら?」と。

最近テレビなどでWSBを見た時などもなんか彼らしくないな、とは思っていたがHPを見てみると確かに歯車がかみ合わず悩んでいる感じだ。彼に苦しい表情は似合わないのに...

ノリ君に会ったのは彼が小学校3年の頃。自分はまだ学生で、彼のお父さんが当時開いていた用品屋さんに週一回立ち寄ってはノリ君、お兄さん、お父さんと一緒に多摩川にミニモトに乗りに行っていた。

自分が就職してしばらくした後、お父さんに御挨拶に伺ったら「ノリは今ミニバイクレースやってて、将来はGPに行きたいなんて言ってるんだよ」といわれていた。

次に会ったのはアメリカ修行出発前。丁度自分もAMAのレースに旅立つ前だった。いつのまにか見上げるぐらい背が高くなっていた。アメリカに渡って、自分がツーブラザーズで修行している時にも一度会ったが、見知らぬ土地でもニコニコと楽しそうにしていた。

アメリカから帰ってきて筑波の1ヘアピンで彼の走りを見た時、その、他とは一線を画するマシンコントロールに、AMAで目の当たりに見てきた元GP500世界チャンピオン、フレディー、スペンサーの走りとイメージが重なった。「彼は行ける!」と思った。

次に会ったのは93年の鈴鹿。自分はスーパーバイクのメカニック、彼は500ccのライダー、既に全日本チャンピオンを狙うところにいたが、それでもいつも「バイクに乗るのが楽しくてたまらない」と言った感じでニコニコしていた。

一昨年だったか、家内と出かけたもてぎのMotoGP、お父さんに聞いたらあまり控え室の外に出てこないとの事だったので家内とサイン会に並んで会った。「久しぶり~」と声をかけると「あ~!」と言って昔から変わらぬ笑顔で笑った。

彼のデビューの頃はアメリカンライダーが全盛、ダートトラック出身のライダーが世界のレースを席捲していたが、今、マシン作りの方向性は変わり、125、250とステップアップしてきたヨーロピアンライダーが主流となってきている。自分はAMA、全日本までしか経験が無く、MotoGPやWSBの様なハイレベルのレースはは全く想像のつかない世界だが、もしかしたら乗り方とマシンの方向が合わないのかもしれない。又、自分の乗り方のイメージがスタッフにうまく伝わらず、苦労しているのかもしれない。

もちろん、今彼のいる世界がどれだけ厳しい世界かだけは想像がつく。ただ、それでもやっぱりあの「バイクが楽しい!」という笑顔、周りが思わず「あの子を勝たせよう!」と一生懸命になる笑顔を忘れないで欲しい。そうすれば、きっといい結果がついて来ると思う。WSBには、長年は走り続けているベテラン達もたくさんいる。まだまだこれからだ!

がんばれ!ノリック!

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2006年4月18日 (火)

TOFで学んだ事(その2)

ここしばらく、ずーっとTOネタですけど、もう少々御付き合いを。

今回学んだことで大きかったのがライダーのバックグラウンドによる乗り方の違いと車両への要求。例えば今まで乗って頂いていた北野君や和歌山さんはブレ-キング時に抜重し、旋回に入るときにその体重をシートに乗せてタイヤに荷重を与え、この荷重でサイドウォールをたわませスリップ角を作って旋回。加速時はラジアルタイヤの縦剛性をうまく使って加速につなげる。これに対し今回乗って頂いたtatsuya氏は正に軽量級の職人芸とも言える乗り方で、アクションを小さく、スピードを維持したままコーナーに侵入し、タイヤの接地ロスを防ぐ為大きく体を動かさず、後にすわったままそこからスロットルで自在に向きを変えて行く。リヤでの旋回を主体としフロントは接地抵抗を嫌い舵角も荷重も少ない方向。

今度tatsuya氏に乗って頂く時には、氏の乗り方に合わせてフロントのオフセットとスプリングレート、油面を変更、タイヤはバイアスに、点火時期も見なおして、もっと車体が氏の体になじむ様にしてみようかなと...

RD400,新たな進化の季節?

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2006年4月15日 (土)

やっとMOTO3準備開始です~

TOF参戦の準備で忙殺されているうちにモタードシーズンが始まる時期になってしまいました~。

昨年はノ-マルベースの「猫足」D-Trackerでの参戦でしたが、今年はもう少し遊んだ、Kei's Racing Garageならではのマシンを作る予定です。(っていうか本当はもう出来てなきゃならないんですけど...)なんせMotardではライバルのtatsuya氏も更にマシンをグレードアップした様ですし...御願いです!その辺で止めといて下さい(笑)。

けど今年はtatsuyaさんだけでなく10knotさんもチームとしてきちんとした体制で出てくるらしいし、面白くなりそうです。ウチはどんな形でウケを狙って行きましょうかねぇ~w

とりあえずベースマシンと関連パーツはやっと準備でき、後はフロントスプリングの設計見なおしと確認の為エンジン性能のシミュレーションといったとこですか。

とりあえず、マシンは久しぶりの4ストチューン、ちょっと攻めてみる予定。足回りはリンクは新設計、フロントのスプリングも新設計。リヤのユニットは中のバルブをモタード用に変えて行く予定です。ここのところかなり忙しいので参戦は後半戦からになってしまうかもしれませんが、Kei's Racing Garageならではの一癖あるレースが出来ればと思っています。請うご期待!!

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2006年4月 9日 (日)

TOFで学んだ事(その1)

先にも書いた通り、今回のTOFは結果として大成功でしたが、そこに至るまでには予想外のトラブル、そしてそこから学んだ事がたくさんありました。
Img_4323_1
まず第一にコミュニケーションの大切さ。実は今回、練習走行で思いもよらぬエンジンブローが有ったのですが、これはRD400の耐久性というよりも、御互いのコミュニケーション不足によるところが大きかったと思います。ただ、このトラブルが有ったからこそtatsuya氏と御互いじっくりと意見交換し、問題を理解し、本当のチームとして本番に焦点を合わせた活動が出来たのだと思います。そういった意味ではこのトラブルは今回の結果を残す為の必然だったのかもしれません。もしあのタイミングでトラブルが起きなかったら本番でトラブルが起きていたかもしれませんし、本番の混戦の中でトラブルが起きたら思わぬアクシデントにつながっていたかもしれません。Img_4365
最初tatsuya氏にTOFの御話をしたとき、氏はロードレースからは14年近く遠ざかっていたとはいえ、モタードでは参戦を始めてすぐに素晴らしい成績を出されていました。その為、私の方では「細かい説明をしなくてもわかっているだろう」との甘えが有ったのでしょう。RD400のクセや各計器類の指針が指定の温度域を超えた時の対処などについて、自分では説明をしたつもりでいて、実は充分な説明をしていなかったのです。一方、tatsuya氏は今まで整備など全て自分で行われてきた事から、「私のマシンにコメントを言うのは失礼にあたるのでは」 Img_4790_1 との気遣いをされていたとの事。本当は計器類のレイアウト、視認性、温度変動の大きさや温度が指定を超えた時の対処など、詳細に打ち合わせをするべきところで実はコミュニケーションが充分に行われていなかったのです。
水冷車の水温計のかわりに、RDではプラグ座温と排気温度をモニターしていますが、水温と比べプラグ座温は頻繁に変動する為、本来ライディング中は常に視界の中に置いておく様レイアウトしなければなりません。ところが実はtatsuya氏の体格で氏のライディングスタイルの場合、インフィールドの大部分で計器が死角に入ってしまっていたのです。この為、死角に入っている間にプラグ座温が規定値を超えてしまい、ピストンヘッドが溶けて首振りを誘発、ピストンを割るというトラブルにつながってしまImg_4823 いました。

又車体の挙動などについても、十分なディスカッションを怠っていた為、一度は今までに無い危険な挙動モードが出ていると勘違いし、安全の為に参加見送った方が良いのでは、と思った事すらありました。

こんな時、すぐに時間を割いて話し合いの為に私の家まで来て下さったtatsuya氏の的確な判断には本当に感謝しています。この時は、具体的な車両の話しから御互いの考え方、今後の進め方など夜中まで6時間近くも話しをしたでしょうか。この話し合いのおかげで御互いの意思疎通が不充分だった事、氏が非常に冷静に、かつ緻密に車両の状態を感じ、判断しながら乗っている事、車両に危険な挙動は出ていない事、乗り方の違い、実は計器類のレイアウトに問題が有った事など、色々な事がわかりましたし、又自分自身、「この人の為にマシンの不安要素は全て対策し、絶対に確実なマシンを準備する」という思いからモチベーションを非常に高める事が出来ました。

Img_5050 それにしても今回は本当に運が良かったと思います。ピストンが激しく割れ、破片が散ったにも関わらずクランクケースは無傷、破片がリードケースで跳ねかえりヘッドに噛み込みましたが一皮削れば何とか修正可能なレベルで削った分はガスケット厚さで調整出来ましたし、シリンダーも何とかホーニングで対処出来るレベルでした。なによりも幸運だったのがこれが起きたのが最終コーナー立ちあがりだったにも関わらず、片肺になっただけでエンジンがロックするような事が一切無かった事。もし一瞬でもロックしていたら転倒し、tatsuyaさんを怪我させてしまっていたかもしれません。私のマシンのタンクには、教会で買ってきた聖母マリアの御絵と、教会で祝福を受けてきた十字架の御守りが貼ってあるのですが、今回は本当に守って頂いたのではないか、と思えてきます。

Tank_1_1  そういえば、御守りをしていて事故に遭いそうになった時に、守ってくれた御守りが身代わりで割れる、という話しを聞いた事がありましたが、このエンジントラブルの後、御守りを貼った私のマシンのタンク、割れてました.......

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2006年4月 4日 (火)

TOFの続きです

応援に来てくださっていたライアンさんが、写真を送って下さいました。有難うございます!!

Rd1_1

<-tatsuya氏の勇姿、CXコーナーですね。

Staff2_1

みんなで記念撮影!->
強風でみんなテントの屋根、外してます。

Goodjob

<-んで、カンパーイ!!(もちろんノンアルコールですよ。)

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